小説 鷹の口づけ


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R18作品集」
堀鐔

階段下倉庫

2015.01.02  *Edit 

「おい、ちょっと来い」
黒鋼はユウイを呼び止めると腕を掴んで歩き始めた。
「待って、」
ユウイは早い歩調にやっとの事でついて行きながら黒鋼に呼び掛けるが、黒鋼はズンズンと歩いて行く。なんとか転ばない様にするのが精一杯のスピードだ。
 黒鋼は第二校舎に入ると倉庫の鍵を開け、中にユウイを押し込み自分も入った。電気をつけ内鍵を閉める。
ガチャリ。
階段下のスペースを利用した、窓のない物置に鍵の音が響き、ユウイは驚いて黒鋼を見上げた。
黒鋼の含みのある表情にイヤな感じがして、ユウイは慌てて逃げ出そうとノブに手を伸ばそうとした。
が、それよりも黒鋼が後から抱きすくめる方が圧倒的に早かった。
「やっやめっ・・」
黒鋼が首筋を唇でなぞり、舌がつぅっと肩へと動いた。
「どうした?いつもと違うじゃねぇか。」
黒鋼の台詞に、ファイと勘違いしているとわかり少しだけ安心したユウイは言った。
「黒鋼先生、おれはユウイです。放して下さい」
「知ってる」
「なっ、放して!」
思いっきり抵抗しても力の差は歴然だ。黒鋼の息が耳元にかかり、ユウイはクラクラしそうだった。
ずっと、ユウイは黒鋼のことが好きだった。しかし黒鋼はファイのものなのだ。
黒鋼はユウイの白衣とワイシャツのボタンを外し、胸の飾りを探り当てると指先で弄んだ。
「あっっ、イヤッ」
ユウイは身体を捩ろうとしたが黒鋼がしっかりと押さえていて全く身動きが取れない。黒鋼は片手を伸ばすとユウイのズボンの前を開け、そっと握った。ズボンからベルトが落ち、バックルがゴトリと音を立てた。
「俺の事好きなんだろ?いつもいやらしい瞳で誘ってるよな?」
黒鋼はそう言いながら白衣を脱がし、握った手を動かし始めた。
「誘って・・なんか、ない・・・」
ユウイの切れ切れに紡がれた言葉は完全に無視された。ユウイは気持ちいいのと悲しいのでおかしくなりそうだった。
(黒鋼先生がこんな人だったなんて。こんな事がファイに知られたら・・・。)
快楽に、段々と意識が朦朧としてきた。一人では立っていられなくなりそうだ。黒鋼は不意にユウイの腰を引いた。
「あっ」
両手を床に突き、黒鋼にお尻を突き出す様な格好になってしまったユウイに、黒鋼は遠慮なく自身を突き刺した。
「あぁっ!痛っあー!」
身体が裂けそうな痛みに耐えられず、ユウイは思わず叫んでいた。
「大声を出すな。人が来ても知らねぇぞ」
黒鋼の警告も、痛みで聞こえない。
「力抜け。すぐ気持ち良くなる。」
黒鋼はそう言うと、ユウイの胸の飾りを再び刺激した。
「あっ、や、やめて・・・」
刺激と共に繋がった部分の力が抜けてゆく。黒鋼はゆっくりと動き出し、ユウイの反応を舐めるように見ていた。
「あっん、はぁ、はぁ、やめ、て、先生・・・」
そのまま身体を起こす。黒鋼をずっぷりと根本まで咥え込んだユウイは、はぁはぁと喘いでいる。黒鋼は、動きを早めた。
「あぁん、あぁ、せんせ・・・、ダメ、お願い、ダメ・・・」
「気持ちいいならそう言えよ」
黒鋼はそう言うと更に激しく突き上げた。
「あぁぁ、いっ、あっ、ふぅぅん・・・」
「気持ちいいんだろ?素直に言えばもっと良くしてやるぞ」
「はぁ、はぁ、せん、せ・・・も、ダメ・・勘弁してぇ・・・」
「気持ちよくねぇのか? もうやめるか?」
「せんせ、おね・・・が・・・あぁっぁんっ!」
最後は黒鋼の一突きと同時にユウイは放出し、気絶した。
黒鋼は、倉庫の中に積んである、段ボール箱の一つから新しい雑巾を取り出し、タオル代わりに身体を清めた。
「ん・・・」
ユウイが気がついた。隣に座っている黒鋼に気付き、ガバッと起き上がった。いや、起き上がろうとして座り込んだ。
「まだ動けねぇだろ?じっとしてろ。」
先刻とは打って変わって優しいことを言っている。ユウイは思い切り警戒しながらそうっと服を身につけた。
「おまえ、かなりインランだな」
不意に黒鋼が言った。
「な、あ、あなたにそんなこと言われる筋合い無いです、人を襲っておいて!」
「あなた、か。妻にしてやろうか?」
ユウイはかぁっと赤くなった。
「なんでそうなるんですか! こんな人だとは思わなかった!」
「じゃ、どんな奴だと思ってたんだ? おまえだって悦んでたんだからいいだろ? 最後は『お願い、もっと〜』なんて言ってたじゃねぇか」
「もっと、なんて言ってない!」
黒鋼はさりげなくユウイの肩を抱くと言った。
「そう怒るなよ。次は優しくしてやるよ」
「次なんて、ありませんから!」
ユウイが噛みつく。黒鋼は肩に置いた手に少しだけ力を入れると、ユウイを優しく抱き寄せ、キスをした。
「んんっ、やっ」
ユウイの抵抗も、キスが深まるにつれ、小さくなり。いつの間にか両手を黒鋼の首に回し、キスをねだっていた。
      
      
   END







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