小説 鷹の口づけ


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パラレル 」
黒ファイ地球防衛軍

20 ハッピーエンドなエピローグ

2013.07.12  *Edit 

20 ハッピーエンドなエピローグ

時はあっという間に走り去り、3月の卒業式を迎えた。黒鋼は高等部を卒業する。4月からは大学部に進学し、堀鍔学園の体育教師を目指すつもりだった。しかも侑子の特別の計らいで、本来なら連続で皆勤でないと受けることが出来ない奨学金を特別に皆勤の年数分貰えることになった。
式が終わり、黒鋼はファイと二人で早咲きの桜を見上げていた。
「色々あったけど、卒業か・・・」
黒鋼が感慨深げに呟いた。
「本当にね。星史郎先生に捕まった時はもう会えないかと思った・・・」
「そうだな」
なんとなく二人は黙ったまま見つめ合い、どちらからともなくそっと口づけた。
「4月から、あんまり会えなくなるな。寂しくて泣いたりするなよ」
黒鋼が真剣な表情でそう言うと、ファイはにっこりと微笑んで言った。
「オレ、寂しくないよ」
「えっ、そ、そうか?」
黒鋼はかなり動揺している。ファイはおかしくて、種明かしをした。
「オレね、2学期と3学期のテストで一番だったんだ」
「あぁ、知ってる」
黒鋼は何の話かと訝しがりながら答えた。
「そしたら侑子先生がね、例の事件で頑張ったし、テストと併せてご褒美に、スキップさせてくれるんだって!」
「? どういう事だ?」
黒鋼はすぐには理解出来なかった。ファイは本当に嬉しそうに言った。
「オレもね、今日卒業するの! 特別卒業生だって!」
黒鋼は眼を見開いた。
「じゃぁお前も・・・」
「うん! 4月から大学生。また同級生だよ」
黒鋼が思わずファイを抱き締めた時、チャイムが鳴り放送が入った。二人とも一瞬身体を硬くし、そして二人同時にクスリと笑った。もうチャイムにビクビクする必要はないのだ。
「連絡します。特別卒業生と関係者の方は、小体育館にお集まり下さい。繰り返します・・・」
二人は手を繋ぎ、歩き始めた。永久に続く未来に向かって。


END





最後までお読み頂きありがとうございました。







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