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小説 鷹の口づけ

鷹の口づけの小説が引っ越してきました。CLAMP先生のツバサ 黒鋼×ファイ のBL小説です。

【  2013年07月  】 更新履歴

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13.情報科準備室の秘密

2013.07.03【 黒ファイ地球防衛軍

 13.情報科準備室の秘密情報技術の授業が終わった。この科目ではプログラミングや情報処理についてだけでなく、実際にコンピュータやその他のシステムを実習で作成し、自分で組んだプログラムを走らせる。将来コンピュータ技術者を目指す者は必ず学ぶ科目で、ここ数年急激に科学技術と情報化が進んだ結果、各学校に設置が義務化された教科だ。「黒鋼君、この後残ってください」情報技術科を担当している千歳先生に残る様に言われ...全文を読む


14 隠し部屋と目的

2013.07.06【 黒ファイ地球防衛軍

 14 隠し部屋と目的 「黒鋼、クソババアとはどういう意味です?」「千歳先生、生体認証に登録させて下さったお陰で入室できましたわ。ありがとうございます」 二人が同時に話し始めた。黒鋼はプイと明後日の方を見ている。千歳と知世は微笑んだがすぐに真面目な面持ちになった。「千歳先生、飛王の目的は分かりましたか?」知世が尋ねると、千歳は首を横に振った。天照は黒鋼を叱る事は止め、話に加わった。「やはり映像から推...全文を読む


黒ファイ地球防衛軍サイドストーリー

2013.07.06【 お知らせ

 黒ファイ地球防衛軍を順次アップしているところですが、R18ストーリー2つを追記に収めました。8 交際宣言 より「君が、欲しい」11 覚醒  より「記憶喪失」の二つです。サイドストーリーというかえろヴァージョンというかwwwどこに収めるか迷ったんですけどね、追記の方が読み比べられるし、以前読んでいた人もそうでない人も判るかなぁと思いました。是非お読み下さい。...全文を読む


15 突入準備

2013.07.07【 黒ファイ地球防衛軍

 15 突入準備「侑子はこの学園内にいます」千歳の言葉に黒鋼は思わず言った。「そんな馬鹿な、それならなぜ飛王はまだ理事長でいられるんだ?」「学園内にいるだけです。多分どこかの隠し部屋にいるのでしょう」千歳は言った。「隠し部屋を作ると言い出した時は何を考えているのかと思ったものですが、役に立ったようで良かったですわね」天照は溜息をつきながら言った。「じゃぁどうする?ファイと侑子先生、二人とも同時に助け...全文を読む


16 力の秘密

2013.07.08【 黒ファイ地球防衛軍

 16 力の秘密黒鋼達が画面上で赤い点として見ていた、ファイの元に訪れた人物は星史郎だった。「また何も食べていないのですか? 体調を崩しますよ」ファイの隣にやってきた星史郎は、優しくそう言うと、ファイの顎を掴んだ。しかし言葉と裏腹に瞳は笑っていない。「命令を聞けないとは催眠の効きが悪いようですね。強力な薬は身体をぼろぼろにしますから、あまり使いたくないのです。素直に食事を摂りなさい」星史郎は、ファイ...全文を読む


17 侑子登場

2013.07.09【 黒ファイ地球防衛軍

 17 侑子登場・・・ファイ・・・ファイ・・・その紅茶は絶対に飲んではダメよ・・・ファイは瞳を開けた。また幻聴だろうか。最近時々侑子先生の声が聞こえるような気がする。でもいつ瞳を開けてもそこに侑子先生はいない。・・・オレ、いよいよおかしくなっちゃったのかな・・・捕まってから全てを警戒して何も食べていないから、やはり幻聴なのかも知れない。もう、声を出して独り言を言う元気もなかった。そして最初に星史郎先...全文を読む


18 二人の想い

2013.07.10【 黒ファイ地球防衛軍

 18 二人の想い 黒鋼は複雑な気持ちで剣道部と柔道部の皆の報告を聞いていた。 当たり前のようにデートをしてキスまでした自分を、ファイはどのように思っているのだろう。今から思えば見舞いに行った日にファイがあれだけ狼狽えていたのも頷ける。しかもファイをこの事件に巻き込んでしまったのは俺なのに、ファイが捕らえられてしまったのだ。もしもファイに何かあったらと思うと、激しく胸が痛んだ。黒鋼のそんな様子を、知世...全文を読む


19 突入

2013.07.11【 黒ファイ地球防衛軍

 19 突入「では侑子、始めて下さい」侑子は小さく頷くと、隠し扉のスイッチを押した。グイーンという音と共に隠し扉が開く。他に誰も知らないはずの扉が不意に開き、驚いた3人は振り返った。「はぁい、飛王先生。お久し振りねぇ?」そこにマシンガンを構えた侑子が現れ、飛王とその仲間達は皆一様に驚きそして一斉にどよめく。「なぜその扉を知ってるのだ!?」侑子はそれには答えず不敵に微笑むとファイに言った。「ファイ、も...全文を読む


20 ハッピーエンドなエピローグ

2013.07.12【 黒ファイ地球防衛軍

 20 ハッピーエンドなエピローグ時はあっという間に走り去り、3月の卒業式を迎えた。黒鋼は高等部を卒業する。4月からは大学部に進学し、堀鍔学園の体育教師を目指すつもりだった。しかも侑子の特別の計らいで、本来なら連続で皆勤でないと受けることが出来ない奨学金を特別に皆勤の年数分貰えることになった。式が終わり、黒鋼はファイと二人で早咲きの桜を見上げていた。「色々あったけど、卒業か・・・」黒鋼が感慨深げに呟...全文を読む


171話より 「包帯」前夜

2013.07.15【 本誌沿い

  「包帯」前夜 ふわり、と異世界に到着したか否か。ファイは大声で呼びかけた。「黒様、黒様、目を開けて!」しかし、何度呼びかけても、黒鋼は目を開かない。それどころか、ぴくりとも動かない。小狼も、モコナも、心配そうに黒鋼を見つめている。「黒様、お願い!目を開けてっ・・・」ファイが何度も呼びかけるも、虚しく木霊するばかりだ。「動かさない方がいい。それよりも何とかして出血を止めないと・・・」小狼がそう言っ...全文を読む


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