小説 鷹の口づけ

鷹の口づけの小説が引っ越してきました。CLAMP先生のツバサ 黒鋼×ファイ のBL小説です。

【  2009年12月  】 更新履歴

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洗濯物

2009.12.07【 堀鍔学園(短編)

 「今日は風が強いな・・・」黒鋼は、短い髪が風で流されるのを感じながら洗濯物を取り込んでいた。「ん?」ベランダの端に下穿きが引っ掛かっている。「なんだこりゃ?女物か?」よく見ると前開きになっているから男物のようだ。この職員宿舎の誰かだろうか。ふと黒鋼は、まさかファイじゃぁないだろうなと、隣のベランダへと声を掛けた。「おい。いるか?」しかし返事は無い。部屋には居ないようだ。黒鋼は首を捻りながら自分の洗...全文を読む


ホワイトデーの贈り物

2009.12.08【 堀鍔学園(短編)

 3月のあるお昼休みのこと。二人はいつものように屋上でお弁当を食べていた。「明日、暇か?」不意に黒鋼に訊かれ、ファイは箸を止めた。「うん。暇だよ。黒様は部活ないの?」実は先週末の剣道大会は一回戦負けだった。黒鋼は生徒の不甲斐なさにお冠で、暫くの間猛特訓をすると聞いていたからファイは驚いた。「ない。じゃ買い物に付き合え」ファイは瞳を丸くしていたが、更に瞳を大きく見開いた。「珍しいね、黒様から誘ってくれ...全文を読む


かにに喰われた

2009.12.30【 本誌沿い

 白鷺城の花火大会は既に終わり、黒鋼とファイの二人は自宅の庭で花火をしていた。ファイは小さな陶器の器にに立てられた蝋燭で花火に火を付けた。チリチリと火薬の焼ける音と薫りが立ち込める。「あっ黒様っ、其処っ、かにがいるよ」「あぁ?カニなんかいる訳ないだろ?」白鷺城は内陸にある。川が近くに通っているわけでもない。黒鋼はそう言うとファイが指差す方を見て唖然とした。ファイは空中の何かを追うように指と目線を動か...全文を読む


2009.12.30【 本誌沿い

 「泣くかと思った。サクラちゃんは小狼君の本当に大切な人みたいだから・・・今は・・・泣いているのかな・・?」「さぁな。けど泣きたくなきゃ強くなるしかねぇ。なにがあっても泣かずにすむようにな」「うん・・・でも、泣きたい時に泣ける強さもあると思うよ」激しく降り続く雨の中、一頭一匹一羽の巧断が小狼に寄り添っていた。「泣きたいのか」不意に黒鋼が言った。「え・・・」オレは窓の外に向けていた視線を黒鋼に向けた。...全文を読む


「さよなら」

2009.12.30【 堀鍔学園(短編)

 この日が来るのは分かっていた。初めて出会ったあの日から、彼はずっとファイしか見ていなかったことに、おれは気付いていた筈だ。「ユウイ、本当に気持ちは変わらないの?」ガランとしたユウイの部屋でファイは泣きべそをかいていた。ユウイは笑った。「うん、元々次の仕事が決まるまでの契約だったし。中途半端な期間なのに雇ってくれた侑子先生に感謝してるよ」「でも、別にシェフじゃなくてもいいじゃん。ずっと一緒にいようよ...全文を読む


エアメール

2009.12.30【 堀鍔学園(短編)

 日本からエアメールが届いた。ユウイは差出人を確かめることもせずに封を開け、見知らぬ人物からだと気付くと驚きに眼を見開いた。最近ぱったり手紙をくれなくなった双子の兄以外にエアメールが届く心当たりは無いのだからそれも道理だ。それは、ファイが勤務する堀鍔学園理事長からの手紙だった。その手紙にはまるでユウイの悩みを知っているかの様に、美しいイタリア語でこう書かれていた。初めまして。私は堀鍔学園の理事長、壱...全文を読む


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